蜂の子と一緒に摂取したい成分・飲み合わせの悪い成分

蜂の子を摂取する際には、飲み合わせにも気を配りましょう。
蜂の子の効果をより一層高める成分がある一方で、一緒に摂ると蜂の子の効果を弱めてしまう成分があります。
また、蜂の子サプリと医薬品との飲み合わせにも注意が必要です。

蜂の子と一緒に摂取したい成分

蜂の子の効果をより一層高めるために、蜂の子と一緒に摂取したい成分があります。その中から、代表的なものをご紹介します。

貧血予防にビタミンB12・葉酸

蜂の子には、赤血球の生成に必要な鉄・亜鉛・銅・アミノ酸・ビタミンB6といった成分が豊富に含まれています。蜂の子は、貧血の予防・改善にとても効果的な健康食品です。

しかし、蜂の子にはビタミンB12と葉酸が含まれていません。ビタミンB12と葉酸は「造血のビタミン」と呼ばれており、赤血球の生成に欠かせない成分です。
蜂の子とビタミンB12・葉酸を一緒に摂取すると、貧血の予防効果が高まります。

ビタミンB12はレバー・魚介類・海苔などに多く含まれており、葉酸はレバー・ほうれんそう・納豆などに豊富です。
貧血を改善したい人は、これらの食べ物と蜂の子を一緒に摂取するのがおすすめです。

丈夫な骨の形成や生活習慣病の予防にビタミンD・ビタミンK

ビタミンKとビタミンDは、骨を丈夫にする効果や生活習慣病の予防効果のあるビタミンです。
ビタミンDには、カルシウムの吸収を促進する作用や糖尿病を予防する効果があります。
ビタミンKには骨の形成を促進する効果があるほか、血管が柔軟性を失う動脈硬化の予防に役立ちます。

蜂の子には、骨の形成に役立つミネラルが豊富に含まれています。また、生活習慣病を予防する高い効果があります。
蜂の子とビタミンK・ビタミンDを一緒に摂取すると、これらの効果がより一層高まります。

ビタミンDは魚介類・キノコ類・乳製品などに多く含まれており、ビタミンKは納豆・ほうれんそう・ブロッコリーなどに豊富です。

蜂の子と飲み合わせが悪い成分

蜂の子と一緒に摂取すると、効果を弱めてしまう成分もあります。

タンニン

タンニンは、お茶・コーヒー・ワインなどに多く含まれるポリフェノールです。
タンニンには鉄や亜鉛の吸収を妨げる作用があり、蜂の子と一緒に摂取すると蜂の子に含まれているミネラルの吸収が阻害されてしまいます。
蜂の子のミネラルを有効活用したい場合は、お茶やコーヒーと一緒に摂取するのは控えましょう。

カフェイン

カフェインは覚醒作用のある成分で、紅茶・コーヒー・緑茶などに多く含まれています。
蜂の子には、精神を安定させる効果や安眠効果があります。しかし、カフェインと一緒に摂取すると、そうした効果が弱まってしまいます。
心の健康維持や睡眠を改善する目的で蜂の子を摂取する場合は、カフェインと一緒に摂取するのは避けましょう。

医薬品と蜂の子サプリの飲み合わせにも注意

蜂の子サプリを利用する際には、医薬品との飲み合わせにも注意が必要です。
蜂の子サプリは安全性の高い健康食品ですが、特定の薬と相互作用を起こして薬の効き目に影響を及ぼす場合があります。
薬と蜂の子サプリを併用する場合は、事前に必ず医師に相談してください。

ワルファリンなどの医薬品と蜂の子サプリの併用について詳しくはこちら＞＞

以上のように、蜂の子には一緒に摂取したい成分と併用に注意すべき成分があります。
蜂の子の効果を効率的に得るために、ほかの成分との飲み合わせにも注意しながら摂取することをおすすめします。