ホワイトバンドのキーワード

ホワイトバンドキャンペーンで、重要とされるキーワードは「アドボカシー(advocacy)」です。一般には「〜の擁護、支持」などと訳されるが、ホワイトバンドの活動としては、大規模開発や急激な工業化の犠牲となりがちな社会的弱者や貧しい人たちの立場に立ち、そうした人々の声を伝えることで世の中に注意を促したり、企業や行政にアピールし、公共政策や企業行動に働きかけることを指します。政策提言活動とも訳されますが、実際にはもっと広い意味で使われることが多いようです。

 

また、国会のロビーなどで政治家に働きかけ、立法のプロセスに対して影響力を及ぼしていくためのロビー活動も大切な要素といわれています。同時に、メディアなどに働きかけ、世論にアピールするキャンペーンも大事だといいます。一般的に開発問題に関して、市民の意識変革を促す活動としての「開発教育」にも力を入れています。

 

すでに解散していますが、「NPO ほっとけない世界のまずしさ」が立ち上げた日本のホワイトバンドキャンペーンでは、個々人が政策に目を光らせ、声をあげる。それが集結したときに発揮される力は大きいはずという考えから、ホワイトバンドは、世界の貧困について、「ほっとかない」という声をあげるシンボルとして使われいてのかもしれません。