ホワイトバンドの意味するもの

ホワイトバンドにはどんな意味が込められているでしょうか。それは、「世界の貧困は克服することができる」という前提のもと、「この世界には貧困解消のための資源や情報がすでにあり、必要なのは『貧困を世界の優先課題にする』という意志をもつこと」だといいます。

 

そのため、G-CAPは、2005年に世界中の多くの人たちがホワイトバンドをつけてその意志を世界にアピールすることで、各国政府や国際機関に訴え、貧困問題の解消に前向きに働きかけるよう大がかりなキャンペーンを展開してきたといわれています。

 

ホワイトバンドキャンペーンの目標は、2000年に行われた国連の会議の「ミレニアム宣言」に基づいている、2015年までの貧困の半減などを謳った「ミレニアム開発目標(MDGs)」を達成し、さらに貧困のない世界を作り出すことです。

 

そのための重要な国際的課題として提言してきたのが、次の3つです。1.最貧国の債務を免除する。2.援助の質を高めて量もふやす。3.貿易を公正にする。実際、G-CAPでは、世界的な市民社会のキャンペーンがさまざまな成果をもたらすことに大いに貢献したことを確認。「ホワイトバンド」を用いたアクションは、先進国はもちろん、途上国も含め世界約90カ国で、多くの市民によって行われているようです。